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博士の愛した数式 [DVD]感想レビュー

博士の愛した数式 [DVD] DVD
角川エンタテインメント
寺尾聰小川洋子
2006-07-07

おすすめ度:

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参考価格: ¥ 4,935(税込)
価格: ¥ 4,075(税込)
OFF: ¥ 860(17%)

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内容紹介
   小川洋子原作の同名小説を映画化。タイトルどおり数学の「数式」が登場するのだが、できあがった映画は“理系”よりも“文系”の印象。全編に、メランコリックで心地よい空気感が漂っている。交通事故の後遺症で、80分しか記憶が持たない博士の元に、新しい家政婦がやって来る。やがて彼女の息子も訪ねて来るようになり、博士は息子の頭の形から彼をルート(√)と呼び、3人の絆は深まっていく。
   物語は、成長して数学教師になったルートが、授業で教えるシーンと並行して進んでいく。「素数」「完全数」といった数学嫌いの人には頭が痛くなる単語も、博士のシンプルな説明で、すんなり耳に入ってくるから不思議。それは大人になったルートの授業でも同じで、演じる吉岡秀隆の真摯な教師ぶりに引き込まれるのだ。博士とルートのドラマには、阪神タイガースなどのネタを効果的に使用。ドラマチックな何かを期待して観ると肩すかしを喰らうが、ほんのりと温かい後味は得られる。それは小泉堯史監督の持ち味でもある。(斉藤博昭)




博士の愛した数式 [DVD]レビュー(63件)1ページ目

詩的な映画。どうも「金髪の草原」とダブるのが・・・
小泉組とは、イコール黒澤組の流れを汲む一派である。ゆえに全体のイメージは黒澤明の晩年の作品を彷彿とさせる、詩的な作品となった。物語は現実的でなく、どちらかというとファンタジーと言えるべきもので、最後まで飽きることなく観れる水準ではある。本来なら4つ星でいいのだが、冒頭のシーンからファンタジックなラストまで、どうも犬童組の佳作「金髪の草原」とダブる感じがあって、1つマイナスとした。深津絵里の演技は素晴らしく、寺尾聡も重厚な芝居で応える。でもそれも池脇千鶴と伊勢谷友介のそれとどうしても比較してしまうのだ。これも後から出たほうの宿命かもしれない。数学をモチーフにしていたのは面白かったけれど、それも原作あってのことだと思うので。あと特典映像がチープである(笑)。少なくともメイキング風景は入れてほしかったなあ。数学研修はどちらでもよいので、小泉組の裏側を観たかった。ロケ地MAPも紙じゃなくて映像化してほしかったし。ともあれ、作品自体はおススメです。


涼宮ハルヒも読んだにちがいない。
学を指向するということは、人を愛することと同じことだと教えてくれる。
友愛数、完全数など、数にまつわるお話はおもしろい。

ほのぼのとした話の中に、数学的な話題が出てくるので退屈しない。

数学嫌いだった人には、こんな面もあるかという感じで、数の楽しさがにじんで来るような気がする。
最後に、オイラーの公式のおもしろさを教えてくれる。

ps.
涼宮ハルヒも、この本を読んだに違いない。


深津さん綺麗。
実にほのぼのした映画です。

深津さんは凄いなぁ。喋りもそうですが、些細な動きや微妙な表情の変化が実に巧みな女優だと思う。素人目でも良くわかります。2回目はその辺をよく注目してみてみるのもいいと思います。

さんまさんもその演技に感心してたっけ。

キャストが少ない分、濃密で配役もいい。


博士のシンプルな生き方に共鳴。
博士は交通事故により、記憶が80分しかもたない。
その分、「地の自分」というのが見えてくるが、博士のそれは
数学や数字を愛する心と、子どもへの深い愛情に満ち溢れている
ものだ。子どもを心から愛する姿、数学の魅力を伝え、それに
感化されていく家政婦とその子どもである「ルート」。
そんな姿を見て、感動と共鳴を受けた。

自分も博士のような人から数学を教わりたかった、という気持ちや、
家政婦の心の優しさ、真心が琴線に触れた作品だった。

ただ、後半の謡の部分のシーンは長すぎたように感じたので、
☆4つとした。


おとぎ話の世界
殆どあり得ない設定、つまり記憶の保持が続かない数学者、それを経済的に支えられる未亡人、献身的な家政婦、数学と野球にのめり込む子供などなどおとぎ話的世界の映画。しかし、それだけに今の日本には見られないようなきれいな世界(人情、風景、風物など)が描かれていて、まさに佳作と行っていい作品。ただし、80分しか記憶が持たない事実が曖昧にしか感じられず不満が残る。


ブレイク 永遠の詩
小川洋子さんの小説はあまり好きではないので原作を読まずに観ましたが、とても美しい詩的な映画で楽しく鑑賞しました。数学が大嫌いな私などでも数式にこんな仕掛けが隠されているなんて…と感嘆。

幾分幼さを残して成長した√少年が、敬愛する博士から授かった数学の恩寵を教師となって語り継いでいくストーリーにぐんぐん引き込まれました。 映画「21g」の中でもショーン・ペン扮する数学教授が、“人生や宇宙には必ず数式が隠されている。数は扉…人間より大きな謎を理解する為のね。二人の人間の出会いは幾多の要素が関わる。それが数学というものだ”と美しく論じていた。 博士を取り巻く人々の間にも目には見えない大きな繋がりが見えて、そういったものを運命と呼ぶのだろうか。

優美な音楽に包まれて感動的な海辺のラストシーンにウィリアム・ブレイクの壮大なる詩が重なる。古代から存在してきた海の果てしなさの前に、人間はかくも小さく、だからこそ一瞬一瞬を永遠に変える心を持ち続けたいと願う―泣かせる。


解けない数式などない
『ことわりを 諭す数式 あざやかな 記憶ひととき 時は流れず』


こりゃヒドイ
これだけ面白い素材をこれだけつまらなく撮れるのも凄い。題材とキャストでけっこう期待したのですが、ほんとにそれだけの映画でした。
寺尾も深津もいい役者だけど、引きの画が多すぎて。
こういう話をアメリカ映画でやるとしたら、家政婦をもっと鼻っ柱の強いキャラにするだろう。サリヴァン先生のような。そのほうが優しさの描写もより本当らしくなるはずだ。ここでの家政婦は善良すぎてな。

ぜひとも、他のチームで撮りなおしすべきだな。こんなのが今の映画界の優秀な方だって言うんだったら、テレビドラマ界のほうが断然上だろう。


素晴らしい映画
人間味あふれる映画です。
記憶が80分した持たない数学の博士を中心とした人間ドラマです。

博士の純粋な性格が、よく現れていて、いい気持ちになりました。

数に関する話が何度か出てきて、博士が数の美しさを説明するシーンが
あります。

誕生日220と受賞番号284の関係は、心に残りました。



ちょっと単調でした
原作を読んでいません。映画から受けた率直な感想です。題名が美しいので興味をそそられましたが、あまりの起承転結の無さに、観ていて退屈しました。人の良い側面ばかりを追った感じを受けました。寺尾さんと浅丘ルリ子さんが良い、声に説得力があります。吉岡秀隆さんはずっと「この路線」を貫くのだろうか…と思いました。


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